海洋生物の調査研究
沖縄美ら島財団総合研究センターは、神秘的で美しい姿の深海魚「リュウグウノツカイ」の人工授精・ふ化に世界で初めて成功し、このほどこれらの詳細をまとめた論文が国際誌に発表されました。2010年1月に死んだ状態で沖縄美ら海水族館に搬入された2匹のリュウグウノツカイから取り出した卵と精子を用いて人工授精を試み、受精卵を得ることができました。その後、約20個の卵が孵化しその形態や発育状況および遊泳生態に関する詳細な情報を得ることができました。本研究では、生態的情報が乏しい深海魚の生態の解明につながる重要な発見となります。
Shin-ichiro Oka, Masaru Nakamura, Ryo Nozu and Kei Miyamoto(すべて当財団職員)
First observation of larval oarfish, Regalecus russelii, from fertilized eggs through hatching, following artificial insemination in captivity
Zoological Letters
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