
海洋生物の調査研究
2026年1月8日朝、沖縄県今帰仁村の運天港付近にクジラが迷い込んでいるとの連絡を受け、水族館の鯨類調査船で現場に急行しました。現地では、通常は水深500~1000mの深い水深海域に生息するマッコウクジラ1頭が、浅瀬で周回するように遊泳していることを確認しました。現場はフェリー航路上であり、屋我地島方面の狭水路へ迷入するおそれもあったことから、船舶の安全とクジラの保護の両面を考慮し、すぐに調査船でクジラの進路を制御しながら沖合への誘導を開始しました。
約2時間半の誘導の結果、マッコウクジラが無事に外海へ脱出したことを確認しました。誘導と並行して、フェリー運航関係者や報道関係者とも連携してクジラの位置情報を共有し、衝突事故防止のための安全対策を実施しました。その結果、人的・物的被害を伴う事故を生じることなく、無事にクジラを沖合へ誘導することができました。沖縄美ら海水族館では、今後も地域と連携しながら、これまでの調査研究や知見に基づき、鯨類の保護に取り組んでいきます。


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