
海洋生物の調査研究
ヨナグニスベトカゲScincella dunanは、世界中で与那国島にのみ分布する小型のトカゲです。与那国島の面積はわずか28.9 km2であるため,些細な環境変化でさえも本種の個体群にとって大きなダメージとなることが懸念されています。
この度、沖縄美ら海水族館では、ヨナグニスベトカゲの産卵特性や幼体の成長記録など、保全対策に資する生態学的な基礎データを収集しました。
その結果、1回の産卵数や孵化までの日数、幼体の体サイズなどを明らかにすることができました。詳細は下記の論文をごらんください。
当館では、今後も琉球列島の希少な両棲類・爬虫類について、調査研究を継続することで保全に資する情報を蓄積します。
※繁殖に成功した個体の展示は、2025年10月24日~2025年12月10日まで実施しました。今後の展示は生き物の状態等を見ながら検討していきます。


山里 周・笹井隆秀・平野和己・徳武浩司(太字は財団職員)
飼育下ヨナグニスベトカゲの産卵特性および幼体成長の記載
Akamata (34):9–13 (2025)
Copyright (c) 2015 Okinawa Churashima Foundation. All right reserved.